ふと想い出したお話。
あれは今から数年前、息子が4歳の頃、ちょっと広い公園で迷子になった。
自分の不注意がきっかけで起こった事で、思い出すたびに反省している。
この事が起こってから、子どもから目を離さないようにしている。
桜満開の花見の季節
季節は桜が満開となる時期。
ちょうど土曜日に天候にも恵まれたので、家族みんなでお花見へ行くことに。
ゲットしたばかりのテント、妻ののりちゃんが用意してくれたお弁当を持って、桜が綺麗なちょっと広い公園へ家族みんなで出発。
その時息子のはっちゃんは当時4歳、娘のしーちゃんは当時1歳。
公園はなかなかの混雑
駐車場に到着。
花見の季節だから混んでるかもって思ってたら、難なく駐車完了。
早い時間に来たのが良かったのかな。
公園にいる人もそんなに多いように見えない。いい感じの場所にテント設置完了。
花見の季節やけどこんなもんなんかな?ラッキーって思っていたら、どんどん人が増えてきた。
やはり花見シーズン、そして天気も快晴、たくさんの人で賑わってきた。
気づけば、はっちゃんやしーちゃんと同じくらいの子どもを連れた家族がたくさん。
ふと公園沿いの道路を見ると、路上駐車がたくさん。駐車場が満車になったんだと気づく。
息子とトイレへ、事件起こる
一通り遊び、時間はもうお昼前。
昼食前に息子とトイレへ行くことに。
テントを設置したところから少し離れたところにトイレがあった。山に公園を作ったような感じなので、公園自体が坂になっている。
トイレの方向は、坂道を登っていくことになり、息子とゆっくり歩いていく。
二人でトイレに入り、先に息子が終わって・・・・。
自信満々に言うので、大丈夫かな?と思い、行かせた。
結果、これが私の判断ミスだった。
息子が先に行った後、トイレから出た私は息子が走っている姿を確認。
そしてちゃんとテントの方向へ曲がっていったのも確認。
よし、大丈夫。
この時はそう思った。
トコトコとテントに帰ってきた私。
ん?はっちゃんが見当たらない・・・。
妻も、
はっちゃん、迷子になる。
迷子になったはっちゃん
心臓がバクバクする。めっちゃ焦った。
テントの方に向かっていったのに、どこにいった?
真ん中に遊べる広場があり、その広場を囲うように歩道がある。
広場の真ん中までいって、広場にいないか必死に探す。
家族連れが多く混雑していた。はっちゃんと同じくらいの子もたくさんいたので、探しづらかった。
一通り広場を探したけど、広場には見当たらないので、歩道の方に戻っていく。
すると・・・・。
歩道を走るはっちゃんを発見!!
振り向いたはっちゃん。
その眼には涙がたまっていた。
泣くのを我慢しながら、何も言わずに私に抱きついてきた。
とても怖かったんだ・・・。
迷子になった時間、約5分間。
はっちゃんにとって恐怖の5分間になってしまった。
親として反省
この出来事は、私にとって大きな反省点。
この後いろいろな「たられば」考えたらとても恐ろしくなった。
もしはっちゃんがパニックになって、道路に飛び出していたら・・・・?
もし子どもをさらうような人がいたら・・・・?
こんな事起こったら取り返しがつかない・・・・・。
ほんまに恐ろしい・・・。
そしてもう一つ、子どもに怖い思いをさせてしまったこと。
はっちゃんを呼んで振り向いた時の、泣くのを我慢していたあの顔。
今でも鮮明に覚えてる。
迷子になったのは親の責任。この時は完全に私の責任。目を離した自分が悪い。
目の届く範囲でそっと後ろから付いていくべきだった。
子どもは目を離すと迷子になる
今回はっちゃんが迷子になったのは、最後まで見ていなかった私の責任。
迷子って油断すると、簡単に起こってしまう。
子どもは好奇心旺盛。ふらっと冒険に出る。
少し目を離しただけで、いなくなってしまう。
スマホを見ているうちに・・・・。
誰かと話しているうちに・・・。
何かがあってからは遅い。
ほんと、普段から気を付けよう。